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卒業生の声


最近、鍼灸の技術を美容の分野にも応用した「美容鍼灸」という言葉がよく聞かれるようになってきました。

今回ご紹介する卒業生は、鍼灸のみならず、リフレクソロジーやフェイシャルエステの資格も取得し、女性が美しく元気になる治療を追及している女性鍼灸師です。


鈴木さん写真
鈴木 潤子(すずき じゅんこ)
平成17年3月 関東鍼灸専門学校卒業
「はり・きゅう・美顔 るんじくらぶ」代表
 
鍼灸との出会い
以下、鈴木 潤子さん:鈴木
-----鈴木さんは、もともとは一般企業で事務職をされていたと聞きましたが、どのようにして鍼灸に興味をもたれたのですか?
鈴木 事務職で働いているときは肩こり、目の疲れがひどく、とても不健康な生活をしていました。
体がつらいという感覚を持ったまま働いていましたが、たまたま雑誌でリフレクソロジーというものがあるということを知り、働きながら資格を取りました。
-----リフレクソロジーが入り口だったのですね。
鈴木 はい。以前から、頼まれもしないのに、人になにかを「やってあげる」ことが好きで(笑)。自分と同じように体調が悪くて困っている人も多いだろうな、そういう人の役に立てれば・・・という思いがありました。
そのうち、人の体を扱う訳ですから、もっと深く、きちんと体系的な勉強をしたいと思うようになりました。そうした観点で調べてみると、「はり師、きゅう師」という国家資格があることを知りまして、すぐ資料を取り寄せました。
-----思ったらすぐ行動するタイプですか?
鈴木 そうかも知れません。(笑) 興味があることは、すぐやりたくなります。
もともとツボ(経穴)にも興味があったので・・・
幸い、働いていたときの貯金で学費は何とかなりそうでしたので、受験・入学と、とんとん拍子に進みました。
 
入学したら大変だった・・・
 
-----入学してからはどうでしたか?
鈴木 それがもう、毎日泣きそうな思いで通っていました。
-----そ、そんなに大変でした?
鈴木 そもそも、勉強すること自体随分と遠ざかっていたので、慣れるまで本当に大変でした。
自分で「体系的な医学を学びたい」と望んだこととはいえ、解剖学から始まり、生理学、病理学、臨床医学と現代医学の教科をこなしていくのは目の回る思いがしました。
-----確かに、現代医学系の教科は覚えることも多いですよね。鈴木さんはどうやってそれを乗り越えていったのですか?
鈴木 資料を回してくれたりするクラスメイトの助けと、やはり、家族の協力がないと難しかったと思います。
テスト前には手抜き料理で我慢してもらい、集中して勉強するようにしていました。感謝ですね・・・。
 
気がついたら「気学」のとりこに
 
-----面白かったことや、印象に残ったことはありますか?
鈴木 びっくりしたのは、東洋哲学系の授業の中であった「気学」の授業。
最初は鍼灸と何の関係があるのだろうと、半信半疑で授業を受けていました。
-----確かに、最初はびっくりするでしょうね。
鈴木 はい。最初は何だか胡散臭いなあと思いながら話を聞いていました。
ところが話が段々進んでくると、「確かにそんな面もあるよね」と頷ける部分も増えてきて、いつの間にか引き込まれてしました。
きっと色々な経験をしたり、様々なタイプの人と出会っていくと「気学」は面白くなっていくのではないかと思います。

そして何より、自分自身について客観的に知ることができたのも大きいです。それまで自覚していなかった自分の傾向や性質について知ることで、自分の方向性を見つめなおすことができたのは卒業してからの方向性を考える上でもとても役にたちました。
-----自分のことは分かっているようで分かっていない、と言いますしね。
鈴木 そうですね。「気学」のような人間学を学んでおくと、様々な方向に応用ができて面白いですよ。
女性って占いみたいなものも好きなんですよね。自分が何者なのかを知りたいと思っている女性が多いのかと思います。「気学」で学んだことを応用して患者さんとのコミュニケーションに役立てたり、時にはアドバイスしたりするととても話が弾みます。
患者さんの気持ちをつかむのにも随分と役立っていますよ。
 
東洋医学を生かした「美容」を追求したい
 
-----関東鍼灸を卒業後、フェイシャルエステの資格も取られたとか。
鈴木 はい。もともと顔にアプローチしたかったので、スクールに通い、資格を取得しました。
-----女性は「顔」に対する関心は高いのでしょうね。
鈴木 そうですね。ただ、「顔」だけにアプローチしていてもあまり良い結果はだせないのではないかと最近感じるようになりました。
顔に現れているものの根っこは内臓にあって、五臓をよくしていかないと、なかなか根本から改善していきません。
そのためにも全身をよく診て、気や血といった循環の要素を整えていくような治療を模索しています。
-----土台となる根本が大切、ということですね。
鈴木 そうですね。つい、表面に現れている部分だけをなんとかしようと思ってしまいがちですよね。
そういう意味でも東洋医学を学んだことは大きいと思っています。
東洋医学では全体を診ようとするので、今自分が持っている知識や技術とうまく組み合わせて、独自の方法論を組み立てていけたら面白いと思っています。
-----それは面白そうですね!今後益々のご活躍を楽しみにしています。
今日はお忙しい中ありがとうございました。

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