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在校生の声

東洋医学を生かして働く女性をサポートできるような仕事を考えたい(青柳ひとみさん:夜間1年生)

夜間部に通う方の多くは日中働いてから学校に来ています。正社員として働きながら本校の夜間部に通っている青柳さんに、入学の動機や日々の生活について話を聞きました。

限られた時間をいかにやりくりするか

-----働きながら学校に通う上でどんな工夫をされていますか?

時間管理がとても大切になると思います。仕事をしながらだと、使える時間は限られてきますので、優先順位をつけながら仕事も勉強も効率よく回していかないと・・・
もう少し時間があれば、もっといろいろ本を読んだり勉強したいという思いがあります。

-----試験前は大変じゃないですか。

はい。お昼を食べながら勉強したり、歩いているときも何か暗記したりで大変です。学校で試験があるからといって、仕事もおろそかにできませんし。
入学前に比べると、無駄に時間を過ごすということが本当に減りました。

-----上司の方や職場の同僚の方のリアクションはどうでしょう。

当時、専門学校への入学を相談した上司は知人がメニエール病で苦しんでいたのが鍼灸で改善したということがあったので、とても好意的に対応してくれました。
当時は営業職だったのですが、勤務時間が調節しやすい内勤の営業支援の部署にも異動できましたし、周囲の同僚も鍼灸を受けたことがある人が多くて、反応は良かったです。

-----鍼灸を経験したことがある方が多かったというのは意外です。

IT関係の会社ですが、デスクワークも多くてメンタルの面でも身体的な面でも疲労を抱えている人は多いと思います。鍼灸などを体調管理に利用したいというニーズは結構あるかもしれません。
入学してから忙しい毎日ですが、東洋医学を学ぶことで体調管理のポイントが分かってきたり、セルフケアができるようになってきました。無理して体調を崩す前に調整することの大切さを周囲に伝えていけたらと思います。

鍼灸との出会いは一冊の本

-----青柳さんが鍼灸に興味をもったきっかけは何ですか?

大学の時に『手で触れた南アフリカ』(植田智加子・径書房)という本を読みました。植田智加子さんという鍼灸師の女性がアパルトヘイト廃絶まもないころの南アフリカでたくさんの人と出会い、治療を行った記録です。
この本の内容がとても印象的で、自分も鍼やお灸を使って人を癒していくことができたら・・・と思うようになりました。

----- 一冊の本がきっかけというのも素敵ですね。

当時仏文のゼミに所属していたのですが、何故かレポートでは東洋医学についていろいろと調べてまとめたりして。教授も興味を持ってくれて「面白い」といってくれたので、自分としても楽しかったです。

-----卒業後は企業に就職されたのですか。

最初はやりたい仕事をやろうと思い、テレビの制作会社に就職しました。そのあと出版社に勤務した後に今の会社に入社しましたが、だんだんこの先この仕事をずっと続けるかどうかに悩むようになって。もっとダイレクトに社会に貢献できるような仕事はないだろうか、と思うようになりました。
そのとき思い出したのが大学生のときに読んだ『手で触れた南アフリカ』でした。医療系の資格を中心に仕事を続けながら通える学校を探す中で、職場の近くに「関東鍼灸専門学校」があることを知りました。

-----職場との近さ、というのは大事ですか。

そうですね。仕事を終えて授業開始に間に合うように学校に着くという条件を考えると、職場との距離は重要だと思います。

働く女性をサポートしていきたい

-----実際に入学されてどんな印象を持ちましたか?

世代の違う人たちと机を並べて勉強するという環境がとても新鮮でした。年齢も経験もみんなそれぞれ違っている人たちの集まりなので、いろいろな刺激を受けることができて面白いです。
学校の授業だけでなくクラスメイトからも、どれだけたくさんのことを吸収できるかが課題だと思っています。

-----卒業後のイメージなどあれば教えてください。

今回、専門学校に通いながら仕事をするということで、いろいろと調整したり時間の工夫をしていますが、これって働きながら家庭や育児を両立している女性が当たり前にやっていることだということに気付きました。私が勤めているところは女性が働きやすい環境だと思いますが、子供が熱を出したときなどはやはり大変そうです。そうした働く女性を東洋医学でバックアップしていけるような仕組み作りができないかな、と今は考えています。

-----仕事にしても何かを学ぶということにしても状況や環境が整わないと、なかなか取り組み難いという面はありますよね。

そうですね。鍼灸を学ぶことに決めて、周囲の人とも色々と話す機会があったのですが、もっと早くそうした世界があるのを知っていたら自分も挑戦していたかもしれない、と何人もの人から言われました。学ぶ環境だけでなく、タイミングも大切なんだと感じています。私はいろいろな状況がうまくマッチして鍼灸を学ぶことができているので、卒業後は学んだことを生かして社会に還元していけたらと思っています。

-----仕事と勉強の両立は大変だと思いますが、体に気をつけて頑張ってください。今日はありがとうございました。

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